なんと、お座布団まで持って行きます


いつものサボテン街道を通って、

クラスが開催される
キルト屋さんに到着する頃には、
気温は既にご覧の通り・・・

摂氏では、36度くらいでしょうか


この日の参加者は全5名+先生1名。
先月、
Quilt Showを観に行くつもりで出かけたPrescottからの参加者2名は、
近くのホテルに1泊でのご参加です


クラスが始まりました。
このクラスでは、Darning Footだけを使った、
Freemotion Quiltingをひたすら習います。
まずは、先生がこの日教えてくださる見本を次々に見せて下さいます。
↑↑↑の見本を紹介してくださいながら、
今日のクラスに参加したからと言って、
これがスイスイ出来るようになる方はいらっしゃらないと思いますけれど、
みなさん、がっかりしないでね、とのこと


この後、先生がひとつひとつのパターンのコツや流れをお話されながら、
先生のミシンで実演してくださいます。
先生のミシン=30数年前のBERNINA


各自用意してある3種類のSandwich(Quilt Top+Batting+Backing)の内、
一番小さな14"四方のものから順にExerciseを始めます。

ExerciseとExerciseの間には、
Quiltingに関するあれこれのお話もあります。
↑↑↑は、昔々に使われていたBattingから、
最近の人気・不人気の各メーカーBattingの紹介。

クラスのためのサンプル作品の数々を拝見しながら、
各セクションに使われた糸やQuilting Patternのことなども。

先生は、『これはみんなクラス用に派手な色合いにしただけで、
私の好みというわけではないのよ。』とおっしゃっておいででした。

先生が用意してくださったPanel FabricのSandwichで、
PanelをひとつのBlockに見立ててのFreemotion Quiltingも練習しました。

ポイントは、『柄に綺麗に沿い過ぎないで、はずし気味で柄の強調を狙う。』でした。

もっとも、柄の線に沿ってQuiltingしましょう、と指示されても
私には到底無理

なことですから、
はずし気味、というコンセプトは大いに気に入りました


そして最後には1 yd x 45"の巨大なSandwichでの練習も

まるで二人羽織(というらしい。)のように、
先生が生徒さんの後ろに立たれて生徒さんの両手換わりとなり、
生徒さんはミシンを動かす役目を果たしながら
実際にQuiltingのデモを何度もしてくださったり、
とにかく至れり尽くせり+先生の熱意と面白いお話が満載の、
これまでに体験したことのない素晴らしいクラスでした

クラスの内容の構成のまとまりもバッチリ

先生曰く、あとはみなさんがよく練習するだけね

途中、ランチ休憩を入れて全6時間と少しのクラスでしたが、
先生の軽妙な語り口や興味深い作品の紹介やExercisesの数々に乗せられて、
楽しい時間はあっという間のことでした

とはいうものの、さすがに首から背中にかけての筋がバリバリに張ってしまい、
また、普段使っていない脳への刺激で頭もクラクラで、
この日はお店のChristmas in July Saleの最終日だったにも関わらず、
視線の焦点を店内の魅力的なあれこれに合わせることは
もはや不可能でした

=お買い物、ゼロ
先日の投稿にも書きましたが、
先生のCarolさんはその昔、私がはじめてキルト作りを習い始めた8年前に
地元の手芸・アンティークなどのお店やイベントの無料情報誌に
『QuiltのPrivate Lesson、お受けします。』の広告を出していらしたお方です。
ここ何年もの間その広告を見かけませんね、とお尋ねしましたら、
あれからご家族のことでお忙しくなられて、
キルトの個人レッスンなどは新規ではお引き受けしていなかったのだけれど、
この春から再開したのよ

、とのお話に、
私はすぐに飛びついてしまいました

先生は、これから秋まで避暑にお出かけだそうですので、
秋になったら定期的にCarol先生について
Machine Quiltingの個人レッスンをお願いすることに決めました


最後の力を振り絞って、あと2週間後にもうひとつ予定されている、
Walking Footを使った新しいMachine Quiltingのクラス(別の先生)の
サンプル作品を見せていただきました。
そのクラスで使われる教科書は
こちらです。
Walking FootでのQuiltingにはさほどの困難はないと思っておりましたが、
ではこのクラスではいったい何を教えて頂くのか興味津々でした。
↑↑↑のサンプル作品に施されたQuiltingのあれこれを拝見しながら
お店の方のご説明を伺って、
なるほど~、これは発想の転換と斬新なアイディアで提案された、
新しい技かもしれません、と目から鱗でした

ということで、この日の生徒さんのお一人とご一緒に、
早速こちら↑↑↑のクラスにも参加決定

=習い事マニア、復活

お楽しみは、まだまだ続きます。